台湾北部 · 台北市士林区
国立故宮博物院|文物が伝える歴史と文化

歴史・文化 · 博物館 · 美術・工芸
北京では建築、台北では文物を楽しむ
「故宮」と聞くと、北京と台北を思い浮かべる方も多いでしょう。ガイドの間では「北京では建築、台北では文物を見る」という言葉が使われ、旅の入口として、それぞれの見どころを伝えています。台北では、一つひとつの作品に目を向け、その背景にある歴史をたどってみませんか。士林区にある国立故宮博物院は、中国の美術と文化を知るための大切な場所。台湾の旅に、時代を超えた出会いを添えてくれます。
戦火を逃れ、海を渡った大切なコレクション
所蔵品の中心は、歴代の宮廷コレクションに由来します。戦争の時代には南へ、さらに西へと移され、多くの人々の努力によって守られてきました。1948年末から1949年初めにかけて、選び抜かれた文物が南京から台湾へ三回に分けて運ばれました。このうち故宮の文物は計2,972箱。中央博物院など、ほかの機関の所蔵品も一緒に移されました。台中で保管された後、台北へ。現在の外双渓の博物院は1965年に開館しました。長い年月にわたる文化財保護の歩みが、今日の展示につながっています。
約70万点の所蔵品から、時代の暮らしを読み解く
所蔵品は約70万点。玉器、青銅器、陶磁器、書、絵画に加え、貴重な古書、歴史資料、さまざまな工芸品を含みます。玉器には古代の儀礼や美意識が、青銅器の文様や銘文には信仰や権力、歴史の記憶が息づいています。陶磁器は窯の技術と工芸の発展を伝え、書画には筆を通して表された感情や思想が残されています。有名な作品を楽しみながら、ご自身の心に響く一品を探すのも故宮ならではの過ごし方です。
文物に込められた思いを、次の世代へ
文化財の価値は、素材や年代、技巧だけでは測れません。人々がどのように暮らし、何を信じ、世界をどう捉えていたのか。その記憶を保存・研究し、展示を通して次の世代に伝えることにも大きな意味があります。BRYANは作品の細部から歴史への扉を開き、静かな展示室での時間を、温かみのある文化との出会いへとつなげたいと考えています。旅の後にご家族やご友人と語り合える物語を、故宮で見つけてください。
BRYANと故宮の文化を楽しむ旅へ
有資格ガイドのBRYANが、事前のご相談、見学プランの調整、文化解説をお手伝いします。館内でのガイド方法は博物院の規定に従います。
公式情報・関連資料
故宮の歴史 · 所蔵品の統計 · 入場料金 · 故宮の写真と物語(中国語)
テーマ:故宮博物院観光、台北の文化、美術、玉器、青銅器、陶磁器、書画、日本語ガイド
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